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目次

 

日本版MaaS のずっこけ

Olympic で日本に来た欧米人は石器時代の日本版MaaS にずっこけるのではないでしょうか。

日本版のMaaS が伊豆急とJR の共同で伊豆高原Area で始まるという2019年3月号のある経済紙の報道。

そこでその内容を読んでみますと、周遊券を買うのとどう違うのか、私には全く分かりませんでした。

JR の周遊券で伊豆急も乗れるし、伊豆高原に着いてから伊豆急Bus も乗れるので、周遊券を買うのとどう違うのは私にはさっぱり分かりません。


周遊券が単にDigital 化したというだけですか?  それが日本版のMaaS なのですかね。


ついでに言っておきますと、伊豆高原駅で利用できる伊豆急Taxi も東海Taxi もいまだに現金Only です。Credit Card すら使えません。そんなところでDigital 周遊券がSmartphone でどうやって使えると言うのですか???


私は住んでいるSweden から頻繁にLondon に行きますが、家からSweden のAirport までの列車もLondon のHeathrow Airport からLondon 市内までのHeathrow Express もTicket も全てDigital でSmartphone に送られてきます。紙のTicket はここ何年も見たことがありません。


ところがJR 踊り子 も新幹線も依然として紙のTicket ないし Express card またはCredit card の所持を要求しています。自分の Smartphone にticket を送ってこない system ですからExpress card や踊り子号の予約をしたCredit card (Credit card を入れて駅の発券機からTicket を受け取らないと列車に乗れない)を忘れたら Smartphone を持っていても新幹線も踊り子号の列車にも乗れないのです。石角完爾は絶対物忘れしない人ではないので、今まで何回かExpress card や Credit card 忘れで列車に乗れず地団駄踏んだことがあります。
それとそもそも伊豆高原から伊豆急Bus で修善寺に行く On demand busが利用できるとありますが、それよりも、伊豆高原だったら一旦熱海にJR で戻って修善寺にJR で行った方がよっぽど早いのですが。

一体何を考えているのでしょうか、この伊豆Area で始まるMaaS というのは。


この雑誌によると、On demand でBus やらTaxi が呼べるとありますけれども、伊豆急に乗って伊豆高原駅に着いてOn demand で呼んだところ10分待ち、20分待ちならTaxi 乗り場に並んでいるTaxi に乗った方がよっぽど早いのではないでしょうか。

MaaS と言葉だけ言っても、まだまだ色々なところが欧米には全く追いついてきていないのではないでしょうか。

ところで MaaS と言えばUber です。Uber を使ったことのない人がMaaS を考えると日本版Galapagos MaaS になるのではないでしょうか.  


Uber 常習使用者の一人として実感したMaaS があります。この間Monaco に行った時です。


Uber で全てMonacoのHotel の鍵までSmartphone に送ってきました。飛行機が40分ほど遅れたのですが、Luggage Claim を出るや否やUber がそれに合わせてキチンと待っていました。そして直ちにUber のHeliport に1〜2分で行き、Heliport にはもうUber の Helicopter が待っていました。そして5分ぐらいHelicopter に乗ってHotel の屋上に着き、荷物も何も持たずにSmartphone でHotel の部屋にCheck-in です。全てUber で終わりました。これが本当のMaaS じゃないでしょうか。


Uber の導入を拒否していながら日本でMaaS が実現できると思っているのは少し首を傾げたくなります。


この間私は日本のある大手Taxi 会社の社長と大喧嘩をしました。Uber は白タクだと言うのです。


私が「それでも私は東京でUber を利用する」と言ったところ、そのTaxi 会社の社長は「それは白タク という法律違反行為の犯罪者の共犯だ」と私に向かって言いました。


America 版のMobility as a Service (MaaS) の私の実体験も申し上げます。


私の母親がAmericaで骨折した時のことです。Medical Centre で手術が終わって退院する段になってまだ車椅子の母親が車椅子のまま退院する時に、病院側はUber を呼ぶことを強制しました。


理由を聞いたところ、Taxi は 1 階のMain gate なら来るが、 手術患者の退院3階 Gate まで来れない、と言うのです。


つまり、そういう細かい Service(まさに MaaS) がTaxi にはない。Uber ならこの地上3階の退院Gate までピタッと来る、と言うのです。


車椅子Uber を指定して呼んだところ、地上3階の退院Gate までほんの数分で来ました。1階のMain gate にも2階のGate にも間違えずにちゃんと3階Gate に来ました。高さまでUber のSystem は分かるらしい!!!   凄いAlgorithm だ!!!


この病院には地上1階、地上2階、地上3階と3つの車寄せがGPS 上の同じ場所にあるのです。Uber はこの地上3階という高さ情報まで読み取ってピタッと3階に来てくれました。


Pinpoint で呼びたいところの  "階数にまで"    "車椅子専用のUber"   が   "数分" で来る。これがまさにMobility as a Service ではないでしょうか。

  • 2019.03.31 Sunday
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  • 23:04
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